1ヶ月目のいま思うこと

新天地で働き始めて1ヶ月がたちました。
体感時間は・・・2週間くらい?です。
それくらいあっという間でしたー

1ヶ月をふりかえって思い浮かぶのは、
かつて一緒に働いていた、インターン1ヶ月目を迎えた頃の学生さんのことです。

その子は、1ヶ月たっても何もできない、自分は変わっていないと嘆いていました。

その様子を見て、自分にはまだ身に付いていないことがどういうものか具体的に知ることができて、
さらに実践を通じてそれを身につけることができる環境にあるからなんだよね、と伝えたこと。

そういう状況にあるとき、まわりの大人は、
彼自身がもがいて、もがいて、力がつくように見守るし、
言うときは言うし、よいところはよいと伝える。
ちょっと危なっかしくても、任せるところは任せる。

そういう環境にいたことを思い出しました。

働くことの可能性というのは、
自分でもつくりがちな(周りからもつくられていたりする)枠に気づいて
どう扱っていくかで変わっていきます。

1ヶ月ごとの自分を楽しく観察していきたいと思っています◎

始動します

NEWVERYを離れてはや2ヶ月。
まだまだ寒かった季節から半袖でも汗ばむくらいに。

はやいものです。

IMAG1827

さて、次の働く先が決まりました。
これまでの私のキャリアを活かしつつ場づくりに関わっていくことができそうです。

さあがんばろう!

生きております!

修行終了から2週間がたちました。

少しずつ、自分の好きなことをする時間を増やしていて、
気持ちがゆったりしていることに幸せをかんじています・・・

というよりも、昨年8月から先月3月まで
やはり気が張っていたのだな〜と実感しています。
(気持ち的にゆるやかなこの感じは・・・そう、大学受験が終わった直後に似ています)

修行もとても楽しかったのですが今の時間も大事だな〜と。
きっと猛烈に頑張る時期と、ゆったり時間を使える時期と両方必要なのですね。

修行の終わり。そしてこれからも。

ついにやってきた、3月31日。2013年度の最後の日です。

IMAG1276

3/29のトークイベントに駆けつけてくださった皆さんから、いろいろおつかれさまプレゼント。感涙!!!
(ボールペンなんて「otona-daigaku」って入ってるんです!すばらしすぎるよ、Sもん!)

修行として、まちづくりの現場でインターンをした8ヶ月。
今日で終了です。
なんだかあっさりですが 笑、いまの心境としては・・・かなりわくわくしています。
修行のおかげで自分の可能性が一気に広がったことは間違いないからです。

おとな大学に来てくれた皆さんのもやもやや悩みに対しても、
具体的なお話をできるようになった気がする!とも感じています。

このブログではその時に体験したこと、感じていること、考えていることから
不安で自分が揺れに揺れまくっていることまでを記録してきました。
この作業が本当によい棚卸しでした。

目の前の現実は、複数の要素で成り立っています。
時にはぐちゃっと絡まっていたり、重層になっていたりします。
そこを整理する作業としてブログは最適でした。
半ば強制的に(良い意味で!)ブログを進めていただいたY代表に心から感謝です。

ちなみに最終日なので書いてしまうと。
修行を始めた裏表なしの経緯や、
3月の大きな決断について私はあまり詳しく書いてきませんでした。

書きたいことはたくさんあるし、
書けることもたくさんあるので、正直迷ったところでもあります。

現在の結論としては、ブログ、SNSには詳細は書かないことを決めました。

私は以前、メディアに関わる仕事をしていました。
そこで“声の大きい人たち”のことばかりが世の中にまかりとおること、広まることに違和感を感じていました。
とはいえ、メディアという仕事をしていると、それを利用(または活用)することもあります。
なので自戒を込めつつ、こういった“大きな声を出すこと”のよい面、よくない面の両方を多少は知っているつもりです。

仮に「書くこと」を選ぶなら、
その多少は知っていることに留意して書くという選択肢になりますが、
それであっても私の主観はぬぐえません。
というか、客観的に物事をみるということが本当にできるのか、ということは永遠の問いです。

話が少しそれました。
仮に赤裸々に書いたとして誰に良いことが起きるのか?ということを考えたとき、
結局は誰も得しなさそうだなあ・・・と。

発信した後、どのように受け止められるかをあまり考えず書くこと、
とても暴力的です。
(自分なりにすごく考えたとしても、無意識に自分の都合のよいように書いてしまうこともありえます)

実はこういった言葉の暴力的なこと、
ここ1年、私自身が経験してきたことでもあります。
修行を始める前後の時期に、一番違和感を持っていたことでした。

「それを言うことで、何を伝えたいのか?」
「それを、そんなふうに伝えることで、誰が得をするのか?何が実現するのか?何か今以上によくなるのか?」

相手のことを心配しているつもりでも、
その発言が行き着く先には、発言者の気がすむものだったり、立場を守るものだったり、
楽な方を選んでいるということだったり。
そういったことがどうしても私には気持ちが悪かったのです。

・・・と、書かないといっておいて、
書いているような気がしてきました。
よくない!
(もちろん、心から心配してくださって言葉をかけてくださった方々もたくさんいらっしゃいます。心から感謝です)

ひとまず・・・
こういった違和感をへて思うことは
大人になったら完璧になれるのかと思いきやそんなことは全然なく、日々がむしゃらだなあということです。
そのがむしゃらな自分をどれだけ事実として受け止められるかも大事です。

本来、大人になるって楽しいものだし、可能性を広げるものだと思うのです。
それが、いろんなしがらみを押し付けられたり、自ら受け入れてしまったり。
こんがらがっています。

それを解きほぐしてくれたのは、
私の場合はおとな大学の「現場」とまちづくりの修行でした。
おとな大学での交流会やイベントなど「現場」では本当によいことしか起きていなかったと私は思っています。
参加者の皆さん、支えてくれた皆さんに本当に本当に感謝です。

そこから言えることは、
こんがらがっているときは、別の要素を投入してみるのはどうかな、ということ。
いま自分が持っている要素(情報や経験など)では、ほぐすのはちょっと難しい状況かもしれないので。

人が成長したり、変わるきっかけを得るのは「異物」と出会ったときですから、
別の要素は、例えば、普段会えない、会わない大人、同世代、下の世代と会う。
そして話す。きく。そこから違う視点を得る。もともと自分が持っていた視点を強化する。
こういうシンプルなことが絶大な効果を得たりする現場を、私はこの2年半
自分でも体験し、周りでも起きているのをたくさん見てきました。

私が関わるおとな大学は3月までですが、いま、サードプレイスとも言われる学べる場は本当に数が増えています。
どこか気になる場所を見つけたら、ぜひ行ってみてもらいたいです。
(実際に行ってみてうーんちょっと違う・・・と思えば別のところに行けばよいのです◎)
お気に入りの場所がどうか皆さんにも見つかりますように。
(池袋のブックカフェもよろしくお願いします!)

なお4月以降も、私も引き続き場づくりに関わっていきたいと思っています。
おそらく場づくりというのはライフワークになるのだろうなーという予感がするので、
これからも「修行」はつづきます。
このブログも毎日更新→今後は不定期更新していく予定です。

さて、改めて最終日。
こんなに落ち着いた気持ちで迎えられるとは思っていませんでした。
8ヶ月間本当に楽しかった。
受け入れてくださったすべての皆さまに何度深謝しても足りません。

まちづくりの修行、ブラボー!
本当にありがとうございました!!

おもしろい大人と“生”で会うこと

トークライブでのお話を反芻しています。
楽しかったなあ・・・

悩み、揺れ、それでも動く。
気持ちはできるだけフラットに、自分のことだけを考えた欲にまみれないように。

そういうふうに考えている大人の皆さんは、やっぱり魅力的です。
それにしても「大人も悩みながら進んでいる」という生の情報。
アンケートやSNSでの感想を拝見していると、
これだけ情報を得るツールがあふれているとはいえ、
知る機会がまだまだ少ないのだなあと今回も思いました。
この感覚、大事にしていかねば。

今日の夕方は春の嵐の中、ブックカフェに本を大量に寄付してくださったNさんのイベントへ。
世界一周をした人、してる人、これからする人を交えたトークイベントでした。

世界一周ってやはり憧れますが、
世界一周の醍醐味が異文化交流、ハプニングに強くなる、自分の限界を(良い意味で)知る、
メディアを通さない現地の情報を得る(世の中の残酷な仕組み、地元の方々の温かさなど)ということなら、
国内でも・・・例えば今暮らしたり、メインで活動している場所とは異なるところ・・・
「地域」でも可能だと思うのです。
少なくとも、私のこの8ヶ月の修行はそうでした。

要素を抽出していって、身の回りで再現できれば
“世界一周”と同じ経験をすることは不可能ではないのだと思います。

とはいえ、海外楽しそう・・・!
お茶が大好きなので、お茶しばりの旅・・・というのもそそられます。

ありがとう、おとな大学&支えてくれた皆さん!

今日は、私にとって最後のおとな大学でした。
(豊島区・若者支援事業は続きます!)

otona2014_0329

いろんな人が会いにきてくれて、
初めましての方も、リピーターの方もごちゃまぜになって、
最後のトークライブのゲストのお2人も
私が伝えたかったテーマに共感してくださって
たくさんお話をしてくださって。

今日もとてもとても良い場になりました。
楽しくてしかたがなかったし、とてもあったかかった。

おとな大学が開校したのは2011年11月。
振り返れば、夢のような2年半でした。
吐きそうなくらい大変な時期も、感動してパワーをたくさんもらった日も、
気持ちが悪くなるくらい腑に落ちなかった日も、
どう考えてもおとな大学のような場は必要だと確信した数々の瞬間も、
私の中で宝物のようにぴかぴかしています。

いろいろ言葉にならないので・・・またまとめて書きたいと思います。

まずは、本日、本当にありがとうございました!!

創業者の思いと“揺れてきた”卒業する皆さん

今日はETIC.にて、21年目を迎える創業者のお三方のお話をきき、
巣立っていく学生インターンを中心とした送別会が開かれました。

(お三方のお話しの様子はコチラでちょっと公開されています^^)

創業者たちがどんな気持ちで、時々(数年間は毎日??)しんどい状況をどう乗り越えてきたか、を共有することは、
大きな組織になるほど重要だなあと最近考えていたところもあり、孫子に最近触れていたこともあり改めてしみじみ。
例えば5人その場にいたとして、1つの物事を目の前にして、全員が同じように捉えているということはほぼありません。
それでも核の部分を、一番大事にしたい部分を共有できていれば、あまり問題なかったりします。
反対に、そこがぶれているとチームとしては弱い。
もしくは個々は強くても、その強さを最大現に活かせていない状態です。

さらに大事だなと思ったのは、誰かのお話をきいたとき、「自分だったらどうするか」と自分ごととして捉えながらきけるかどうか。
経験したことはないのだけど、これまでの自分が体験したことや見聞きしたことを総動員で、できるだけ自分に近づけて想像できるかどうか。

石巻、女川、気仙沼、大島でも、「自分ごと」をつねに忘れないようにしながら訪ねたつもりでしたが、
日々、東京で働き・暮らし・・・という毎日でも同様に大事だなと。
忘れたくないことです。

そして成長を胸に、社会に出て行く学生インターンの方々。
「成長できた」「感謝でいっぱい」と涙していたETIC.の皆さんは、インターンを通して、最初はぼんやりしていた目的が明確になり、自分の足りないところを知り、自分にうんざりしたり、がむしゃらに頑張った自分を自覚できたり、揺れ幅の大きな時間を過ごしてきたのだと思います。
素晴らしすぎる!

揺れる時期って本当に大事です。
自分がどういうことを大事にしたいのか、見えてくる時期でもあるからです。

今日も、皆さん、卒業おめでとうございます。

作業!

ちょっと体調が不安定で作業進行が牛歩のごとくですが。。。
気にしないことにします!

修行終了まで・・・あと4日!
いろいろ今後についても決まってきています。

春は別れと出会いの季節

インターン生&元インターン生の卒業ラッシュです。

おとな大学が開校して2年半。
いまがんばってくれているインターン生も、
開校間もなくから参加してくれて、運営をずっと手伝ってくれていた元インターン生も卒業。

みんな進路が決まって、社会を舞台にそれぞれ活躍を始めます。

何か新しいことを始めようとするとき、
それはもう予想外のことがたくさん起こります。
その時間を共有してきたインターン生(とお手伝いしてくれた)のみんな。

学校だけの勉強や活動に違和感や危機感を感じて、
明確な答えが見つかるかわからないけれど、もやもやを抱えながらも行動に移したことで、
おとな大学を見つけてくれて、インターンをしたい・手伝いたいと言ってくれたみんな。

たくさんの人たちに支えられてたおとな大学でしたが、
インターン生の皆には特に支えられたなあと感じています。

おとな大学で出会った素敵な大人たち、同世代たち、後輩たちから得たものがあったなら、
今度はそれをみんなの周りの人に伝えてもれたら、とてもとても嬉しいです。

卒業、本当におめでとう。

成果の自覚

この8ヶ月の修行のおかげで伸びたなーと思うこと。

その1つが「作業スピード」です。

これまでやったことがあることをブラッシュアップできて、
これまでやったことがないことにも挑戦さえてもらえた結果、
全体的に底上げができたのだなーと。

本当にありがたいことです。

そして引き続き。
年度末、がんばります。