大人が元気になること

今日はおとな大学インターン生(2名の内の1名)の出勤最終日でした。

彼はおとな大学開校からちょうど丸1年目あたりからインターンがスタートし、
今日まで10ヶ月間、卒論(理系)や
就職活動や夢を叶えるための試験の数々を乗り越えて
勤め上げてくれました。
心から・・・・・お疲れさまでした!!!

私が学生インターンと働いていると外で話すと
よくきかれることの1つが
「大変じゃない??」

もちろん、仕事のレベル感は共有する必要があるし、
作業の目的もその都度確認する必要があります。

ただ、彼らと一緒に仕事をする時間は、
彼らが悩み、考えながらぐんぐんのびていく様をそばに見られる時間です。
大人も元気づけられますし、
仕事の任せ方や伝え方などを再考したり仕組み化したり
何が一番双方にとっていい方法か常に意識しますので
大人自身も成長するなあと
心から実感する時間でもあります。

おとな大学が開校してもうすぐ2年。

交流会の後、一緒にご飯を食べながら
自主的に運営を手伝ってくれている学生さんと
モチベーションの保ち方について少し話をしました。

今日のおとな大学・異学種交流会も
かつて1年間運営を手伝ってくれていた子が
留学のために明日日本を発つというのに駆けつけてくれたり、
ずっとTwitterで応援してくれていた子が長い時を経て参加してくれたり、
ちょうど1年前に交流会に参加してくれた子が留学から帰国後また再訪してくれたり。
卒業したインターン生たちも時々顔を出して、
アイデアをくれたり、運営を手伝ってくれたり、
がんばっている近況を教えてくれたり。
こういったことで、大人はとっても元気になるのです。

もちろん今日卒業したインターン生からもらった一言も。
「おとな大学を通じて、尊敬できる大人に会うことができた」
これがめちゃくちゃ嬉しかったりするのです。

Tくん、ほんとうにお疲れさまでした!!!

生みの苦しみの乗り越え方

暑いですね!!!

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さて、今日は第一弾アウトプットの〆切日でした。
練り込み、削ぎ落としは必要なものの、
方向性としては間違っていなかったようで
そのまま邁進することに。
ほっっっっっっ!

何かを企画し、実行するまでの間に
必ず「生みの苦しみ」というものがあります。
アイデアベースではめちゃめちゃメンバーで盛り上がり
「自分たち天才かも!」と思うことがよくありますが、
実行ベースに落とし込んでいくとアイデアが凡庸にみえて
「あれ?たいしたことないんじゃね?」
とあっという間に自信が消滅することもよくあります。

昨年、おとな大学インターン生と一緒に
「実行するために現実的なラインに落とし込むと、
だんだんアイデアが死んでいく気がする」ことの対策を
ああだこうだと考えたことがあったのですが、
1年近くたって改めて考えてみると、対策が絞れてきました。

①生みの苦しみは「必ず通る道」と受け入れる。
(突破すれば楽園が待っていると自分に言い聞かせる)

②生みの苦しみに対面したとき、アイデアマンに助けてもらう

③プロトタイプの段階で、方向性などについて判断できる担当者
(たいていの場合は上司、クライアント)
にフィードバックをもらい、それにもとづきブラッシュアップを行う

④ 手応えがあるまで③を繰り返す(←時間との戦いでもあります)

 

もちろん今回私が担当した作業上にも「生みの苦しみ」はあり、
上記4つのことを念仏のように唱えながら
同時に「悩む暇があるなら、手を動かしなさい」を
時々思い出しながら進めていきました。

一番大事なのは①のように思います。
①がわかっていれば
「生みの苦しみにいる状態に対して、
考えすぎて時間を無駄遣いせず、
対策を打つことに集中するできるから」です。
だから②、③、④が効果的になる。

①、②、③、④ができない場合、
理由は自分自身にも大きくありそうです。
(失敗したくない気持ちが強い、とか)

それにしても修行を通して、
これまで考えてきたこと、経験してきたことが
鮮明によみがえってきます。

修行も2週間目が終わります。

(写真は、本日お誕生日のスタッフさんがいらしたので
便乗バースデーケーキと作業中のためシブヤ大学のデスクに広げた私物。
みなさん仲が良くて素敵な事務所です!)

「現場」について考える

今日はシブヤ大学にて8月中のアウトプットの方向性確認を行いました。
全体的な情報の選び方はOK、
でも誰に向けて、の部分の練り込みにまだ工夫の余地が。
見えて来た気がする・・・・・ので、がんばるぞ!

そして急遽、社会教育について考える場に参加させてもらえることに。
社会教育誕生の歴史から成果指標についての議論もあり、
非常に勉強になりました!(ありがとうございました!)

 

今日のこの場は、現場サイドから働きかけて始まったとのこと。
ほんとうに素晴らしいです。

現場にいると日々予想外のことが起きる現場に追われてしまいがちですが
課題に感じていることに対して積極的に動くことを怠ると
結局は現場が苦しくなっていきます。

私は社会教育主事ではありませんので

(大学のときに勉強していたら・・・と思うこと多々です・・・)
社会教育については時間をかけて勉強し、考えていきたいのですが、
現場で考えていることを伝えられる機会があるというのは
本当にありがたいことです。

おそらく、あらゆる現場で起きる課題に対して
いつも考え、工夫をしている人たちはどこか孤独だと思います。
例えばそんな人たちが課題を共有して、
その対策を考えていく機会を作り続けること、
つながり続けていくことが大きな進展の近道だったりする場合があります。

今つながっていないところをつなげて、
共有しきれていないことを共有していく。
それがあらゆる課題に対して有効な手段であることは間違いない。

・・・のですが、シンプルだからこその難しさがここに。

そのことに対してあの手この手、
創意工夫の連続が現場であるように思います。

空気を読む/完全一致の怖さ

昨日からの体調不良は
ルル滋養内服液ローヤル(最高級)で乗り越えました。
さすが8種の生薬!

今日は月に1回行うおとな大学の全体会議でした。
まもなく上半期が終わるなかで、
現場に集中できること。
とてもありがたいことです。

そして、今週末はおとな大学は学生限定の「異“学”種交流会」が。
学校が異なっていたり、学部が違かったり、
普段会う機会がほとんどない学生同士が話すこと。
これがこんなにおもしろいんだと、毎回発見のある場です。
夏休みを活かして遠方からの参加表明ももらっているので
今回もとても楽しみにしています!!

さて今日は全体会議以外にも会議が続いたので、
会議を行う度に思い出すことを1つ。
おとな大学にお招きした講師の方々のお話をきいて、
私自身が学んだことでもあります。

会議では、空気を読むことを強要しない
=疑問に思ったことを誰でも発言できる場であること

もちろんマナー違反がオッケーといっている訳でもなく、
会議に必要な情報共有や資料の確認、
準備をしなくていいということでもありません。
ただ、会議のメンバーは例えば会社が同じであっても
経験や考えは1人1人違っていて、
どうしても共有しきれていないことがある。
(もちろん共有するための努力は必須です)

そんな中で必要以上に空気を読もうとすると、
しっかり共有すべきことをなんとなく理解しているレベルで
先に進んでしまうことがあります。
こういうことは、あとからじわじわとほころびを生みます。
作業に疑問を感じてスピードが落ちてしまったり、
考慮するレベルがなかなか高まらなかったり。
例えば+30分かけて話をすることで
その時はちょっと手間であったとしても、
大事なところを共有していれば
その後まったくぶれなかったりします。

なので全員が同じ考えで完全一致していることは、ちょっと怖い。
そこにも疑問を投げかけられる(ことを受け入れる)チームが
強いのだと改めて思うのでした。

病は気から、を実践する

ちょっと秋の気配を感じてきた8月下旬です。
自転車乗るのに最高に気持ちいい季節に近づいてきたのですが、、、
今日のわたしは身体に熱がこもっているのに悪寒が。
絶不調の2歩前くらいです。

しかし病は気から。
絶対にこれ以上悪化させない。
っていうか体調悪くないです。(と言い聞かせる)

行動しているからこそ

今日はおとな大学インターン希望の学生さんの面談がありました。

おとな大学を知ったきっかけは豊島区役所のホームページ、
本人も豊島区民という、今までにないパターンづくしでした◎
90分くらいあれこれ話していて思ったことは、
現状をどうにかしようとして積極的に行動している学生は
一見大人の助けはいらないように見えますが、
頑張っているなかでぶつかる壁に悩んでいるということ。

行動しているからこその壁なのかもしれません。
・・・ということは学生に限らず、大人も同じですね。

1週間目を終えて、感じていること

お盆が明けてまだ1週間なんですね。
もう1ヶ月くらいたったような感覚です。

さて、シブヤ大学事務局に参加させていただいてから1週間がたちました。
今感じていることを書き留めます。

私が求められている役割を一言でいうと
これまで整えられていなかったことを整えること。
(整えることの一部を私は任せていただいています)

シブヤ大学さんのこれまで(さすが大量です!)を
私自身にインプットをしながら、
重要なことを抽出&編集して解決策を提案&実行する。
ずばりコンサルタントな役割です。

その他、1週間目に感じていることは以下のとおり。

・この1週間で作業のペースが決まる
(周囲にこういうペースで仕事をする人なんだなーと認知されるので
成果に向けて自分で設定することが大事)

・この1週間で担当作業に必要なインプットはできるだけ済ませる
(アプトプットの期限があるので、
考えるための素材はできるだけ早く揃える)

・自分の役割から個別にインプットが必要なことを判断する
(自分には何ができて、何を知らないか。
以上のことから補強する必要があることを判断する)

・郷に従いながら、できることの可能性を広く保つ工夫、提案を意識する
(よい意味で、枠に捕われすぎないように。
外から入って来た者の役割の1つでもありますね)

先方の考え方、何を大事にしているかを見極めながら、
こちらの個性を通して価値をつけて渡す。

めちゃハードです。ものすごいプレッシャーです。
環境を変えて、2足のわらじを履いて、
なぜ敢えてしんどいことをしているのだろう?と頭をよぎること度々です。

じゃあどうするかというと、やっぱりシンプル。
ちょっと引いて自分を観ること。必要以上に考えすぎないこと。
必要なことを1つ1つ取り組んでいくこと。
わからないことはきく。
プロトタイプ、仮説をぶつけて、フィードバックをもらう。
そこから修正していく。
ただ、それをしっかり行っていく。

結局はこういうことにたどり着きます。
修行はひとりっきりで行うものではないし、
でも誰かに甘えきるものでもない。
成果を出すために、できる限りストイックでいること。

本当に、まごうことなき修行だ!
と確認した1週間ともいえますね。
明日から2週間目がスタートします。

そして、夏バテなう

今日もあついです。
そして全身を取り巻く倦怠感。。。

ついに夏バテ!

土曜日に入ってちょっと気が抜けたのかもしれません。

週明けに向けて無理はしないようにしつつ、
資料を読みつつの土曜日でした。

もやもやなうです

今日の私はもやもやしています。

今日は、とある企業さんの視察がありました。
1つ1つの質問が、核となる部分を探る質問をばかりで
さすがだ・・・と思いながらの90分でした。
楽しかった・・・!(お忙しい中ありがとうございました!)

事務局の全メンバーがそろって、
解決したい社会課題におとな大学としてどうアプローチしているのか?
そもそもなぜ豊島区で?といった問いにお答えし、
同席してくれたインターン生とお手伝い班のみんなは
「なぜおとな大学に参加したのか?」
(メンバー4人中3人が、
講座参加をきっかけに今は運営に携わっています)
「インターン等を通して得られたものはあるか?」
について話してくれました。

改めて言葉にすることで整理ができ、
考えも共有できる、私たちにとっても非常に良い機会でした。
そして発見が多い機会だっただけに、もやもやも発生。
それは、やってみたいことがより強く見えたことと、
もっとやれたはずのこともけっこう多く見えたこと。

「もっとやれたはずのこともけっこう多く見えたこと」ということは、
程度は差はありますができていないこととほぼ同義で、
できていないことに気づいただけで終わらしては、
たぶん同じことを繰り返すだけ。
起因は1つだけではないですが、
主なもやもやは自分に少しがっかりしたところからきているようです。
別の言い方をすれば多少落ち込んでいる・・・(わー)

こういうとき思い出すのは、
「悩む暇があったら、手を動かしなさいよ」

もやもやの正体がわかったのであれば対処していくだけ。
対処の仕方をけっして間違えないようにしながら実行していく、だけ。

もう1つ思い出す、別の言葉もあてはまります。
「もやもやしたときは必要以上に問題を大きくしがち。
その正体のほとんどがきわめてシンプル」
これは10年間の社会人経験からの持論です。

さー、動こう!

大事なことは会議でわかる

担当している作業と関連するので、
理事の方々もいらっしゃる会議に参加。

会議は、その企業、団体が
最も大事にしているものがとてもよくわかる。

と、3時間がっつりの会議に参加しながら考えていました。

違和感を感じたことを率直に話せること、
大事にしたいことを落とし込むまで語ること。
目の前の課題に対してアイデアをどんどん出しあうこと。

これらは当たり前のことですが、
それが叶わない会議は山のようにあります。

さて、明日はおとな大学の視察&ヒアリングがあるので、
本日で修行の1週間が過ぎたことになります。

週末あたりに1週間のまとめを書く予定です。