大事な役割「コーディネーター」を仕事にするには

今日の修業先でのMTGにて。

そこでしみじみと語られていたのが
地域における「コーディネーター」の役割が大事であることが
だいぶん市民権を得てきたなあということ。
素晴らしいー!

一方で、それを生業とするのはまだまだ過渡期だなと感じています。
助成金や補助金に頼らず自主事業で、、、という好例がもっと増えたらいいなーと。
(お金以外の部分でコーディネーターを応援する形が増えていくことに活路があるのかもしれません)

コーディネーターの仕事はなかなかな職人技であると思うのですが
アウトプットが目に見えないものであることが多く、
成果の保証がしにくい(信頼関係がないと、成果のズレを問われやすい)ことが要因かもしれません。
コーディネーターと呼ばれていないだけで同じ役割を担っていた方々は昔からいたはずですが、
仕事としてはいま育ちつつある段階なので、明確な課題意識や到達したい将来像などを持っている方々ほど
コーディネーターの役割を大事に思ってくださっているように感じます。

もし今ある職業で近いものをあげるとすれば、人材育成やコンサルタント・・・でしょうか。

コーディネーターは、
その地域に愛情があって、歴史や土地柄、そこで暮らし生きる人たちのことも知っているまちの相談役でもあり、
かつ地域のもの・ひと・ことを要素としてクールに見ることができる、
シビアで精度の高い課題把握&解決策提案能力を持つビジネスコンサルのようでもあり。

コーディネーター機能と捉えれば、すべてをひとりで担う必要はないと思いますが(チームとして成立してもいい)、
生業にするには愛情とクールさの両方が必要だなあとこのごろ考えています。