大事にしたいものを見つけた3.11

東日本大震災から3年を迎えました。

様々なメディアが、3.11について特集してくれています。
当時の自分がTwitterで何をつぶやいていたか、前日の3/10には何を投稿していたかがわかるコンテンツもあり、
一気に時間がまき戻りました。

3年。短いようで、長いようで。

日常的に震災のことを考える機会は絶対にあるべきですが、
今日のように改めて3年前の日々を振り返り思い出していく機会があること、とても大事だと思います。

3年前の地震発生時、私は前職の職場にいました。
チラシやプレス、パンフレットなど宣材物(紙は重たいんです…)が
上から降ってくる恐怖に見舞われましたが、
幸いスタッフ誰もけがすることなく、近所の公園に避難したのでした。
夜になっても電車が動かず帰れなくなったスタッフ&来客の方を当時の上司の家まで送って、
自転車通勤だった私はそのまま帰路についたのでした。

帰りながら痛感したのは、ふだん見慣れているまちの様相が変わっていること。
通勤路の青梅街道の歩道は歩いて帰宅する人たちであふれていました。
車はもちろん徐行。
その横をとおる自転車も、ちょっと進んでは止まり、徐行して、、、の繰り返しでした。

その様子をみながら、どんなに仕事中心の生活をしていたとしても、
みんな家に、自分が暮らしている場所に帰るんだなあと感じたこと。
私の中で、関心ごとが変化した瞬間でした。

地域に関わりながら生活するということ、
世の中で起きていることを自分ごとと捉えて、受け身で終わらずに動いていくこと。
そういうことにできるだけ自分の時間を割くように生きていきたいと思ったきっかけが、3年前の3月11日でした。

大事にしたいと思ったことを時間がたっても忘れないように。
間違えないようにしていきたいです。