創業者の思いと“揺れてきた”卒業する皆さん

今日はETIC.にて、21年目を迎える創業者のお三方のお話をきき、
巣立っていく学生インターンを中心とした送別会が開かれました。

(お三方のお話しの様子はコチラでちょっと公開されています^^)

創業者たちがどんな気持ちで、時々(数年間は毎日??)しんどい状況をどう乗り越えてきたか、を共有することは、
大きな組織になるほど重要だなあと最近考えていたところもあり、孫子に最近触れていたこともあり改めてしみじみ。
例えば5人その場にいたとして、1つの物事を目の前にして、全員が同じように捉えているということはほぼありません。
それでも核の部分を、一番大事にしたい部分を共有できていれば、あまり問題なかったりします。
反対に、そこがぶれているとチームとしては弱い。
もしくは個々は強くても、その強さを最大現に活かせていない状態です。

さらに大事だなと思ったのは、誰かのお話をきいたとき、「自分だったらどうするか」と自分ごととして捉えながらきけるかどうか。
経験したことはないのだけど、これまでの自分が体験したことや見聞きしたことを総動員で、できるだけ自分に近づけて想像できるかどうか。

石巻、女川、気仙沼、大島でも、「自分ごと」をつねに忘れないようにしながら訪ねたつもりでしたが、
日々、東京で働き・暮らし・・・という毎日でも同様に大事だなと。
忘れたくないことです。

そして成長を胸に、社会に出て行く学生インターンの方々。
「成長できた」「感謝でいっぱい」と涙していたETIC.の皆さんは、インターンを通して、最初はぼんやりしていた目的が明確になり、自分の足りないところを知り、自分にうんざりしたり、がむしゃらに頑張った自分を自覚できたり、揺れ幅の大きな時間を過ごしてきたのだと思います。
素晴らしすぎる!

揺れる時期って本当に大事です。
自分がどういうことを大事にしたいのか、見えてくる時期でもあるからです。

今日も、皆さん、卒業おめでとうございます。